2025年11月27日（木）、英国のマンチェスター・メトロポリタン大学（MMU）、マンチェスター・スクール・オブ・アートから上級講師のロビン・カー氏をお迎えし、ファッションデザインコース1年次生を対象に特別講義・ワークショップを実施しました。

特別講義では「デザインプロセス（英国の視点）」をテーマに、リサーチの進め方、イメージ整理の方法、ペルソナ設定、発想の広げ方などを、さまざまな資料を用いて例を交えながら分かりやすく説明していただきました。デザインの各工程がどのようにつながり、コンセプトがなぜ重要なのかを深く理解することができました。

特別講義の様子

ワークショップの様子

ワークショップでは、特別講義で学んだデザインプロセスを実際に体験しました。2つの異なるキーワードを組み合わせ、そこから新しいファッションデザインを考えるグループワークを実施しました。院生たちはロビン・カー氏の指導を受けながら積極的に意見を交わし、それぞれのチームがユニークなアイデアを形にしていきました。

プレゼンテーションを行う院生

ワークショップの最後には、各グループがプレゼンテーションを行い、ロビン・カー氏から直接講評をいただきました。院生たちにとって、英国流のデザインプロセスに触れ、今後の研究につながる新たなインスピレーションを得る貴重な機会となりました。