履修科目一覧Fashion Design Course Curriculums

下記は2019年度生向けカリキュラムです。

ファッションデザインコース履修モデル (pdf)

創る力 服の本質を理解しデザインのアイデアを探る

クリエイション造形I

前半は1年間のコンセプトを立て、特別講義、立体裁断、平面裁断、被服構成テクニックを導入。後半は後期終了時に設けるエキシビションに向け、デザインをパターンから作品に仕上げられるよう個別に指導。デザインコンテストに応募することも義務づける。

クリエイション造形Ⅱ

修士レベルに相応しい研究テーマを定め、クリエイションを追求する。集大成としてコレクションショー・エキシビションをするための訓練の一環でもあり、被服構成テクニック、造形理論など将来のクリエイターとしての資質を高めるための総合力を養っていく。

アパレルCADオペレーション

アパレル業界における衣服設計の流れを把握し、アパレルCADを用いて基本的な衣服パターンを作図するための知識と技術を修得する。また、パターンデータをワードやイラストレーターなどに挿入する方法を修得し、ポートフォリオ作成に応用する。

アパレルテキスタイル演習

創造性豊かなデザイン表現に直結するテキスタイルのあり方を、基礎知識の確認からはじめ、日本の伝統技法も学ぶなど多方面から修得する。日本のテキスタイル産地のあり方、流通の現状況を理解する。

アパレル人間工学I

衣服設計に必要な人体形状に関する条件や要因、およびそれらの関係性を体系的に捉える力と、静立時、動作時の人体とパターンの関係を学び、多様なデザインに対応できるパターン設計能力を身につける。

アパレル人間工学II

人体形状と衣服パターンの関係について、人体計測値と図学的計測値の両面から理解を深め、実際の衣服設計に関する理論として応用できる能力を身につける。

クリエイティブテキスタイル

原材料・織組織・新技術などを駆使した素材開発についての知識を学ぶと同時に、ビジネス展開を持続可能にさせる生産効率向上手法や商品上代設定とテキスタイル価格との関係性を現場からの視点で考察する。また、生産現場の見学により見聞を広める。

コンピュータニット

コンピュータ横編機を使用した演習により、工業横編ニットの特長を理解し、ファッションビジネスにおけるニット製品の位置づけを学ぶ。

素材論

アパレル・ファッション製品における素材・テキスタイルの基本的性能を理解する。繊維の種類、構造をはじめ、着心地、色柄・風合いの感性など、ファッションビジネスに関わる上で不可欠なテキスタイルの科学的知識への理解を深める。

ニットデザイン

手動横編機からコンピュータ横編機までを使用した実習と作品製作を通して、アパレル業界における横編ニットのデザイン方法を学ぶ。さらに、ファッションの1ジャンルを確立しつつある無縫製ニット「ホールガーメント」のデザイン方法を理解する。

考える力 アイデアをデザインにつなげる

基礎研究・創作

前期から進めてきた各自のクリエイションに対して10〜15点を作品に仕上げ「1年次終了作品展示」として発表。コンセプトを設定してフルコーディネーションすると共に、作品の見せ方やステージ・会場・照明・ポートフォリオ、プレゼンテーションの方法まで学ぶ。

修了研究・創作

各自が探求してきた2年間の創作活動の成果をプロジェクトとして、修了作品13〜18点を審査し、コレクション形式で発表。ブランド設立を想定して、実際のプロフェッショナルバイヤ−に向けた展示会にも出展する。作品は「BFGU MAGAZINE」にまとめ公表する。

プレゼンテーション演習I

プレゼンテーションの実務にフォーカスしながら、個々のビジュアル表現力とコミュニケーション力の向上を目指す。また、各自で発表するコンセプトの作成および終了コレクションと共に提出されるポートフォリオの作成指導を受ける。

プレゼンテーション演習II

自らが表現するクリエイションに対して、その根底にある制作意図、そこから展開されるデザインを自分の言葉で語り、伝達することはデザイナーにとって重要な行為であり、そのことにより自らの制作創造に対する思考を深め、表現の完成度を高める。

ファッションデザイン&ソサエティI

50年代から現代までそれぞれの時代を牽引してきたファッション、アート、音楽、映画など様々なカルチャーやムーブメントを学ぶ。現代のファッションデザインに最も必要とされる「時代感」の修得とデザイン製作の元となるテーマ抽出の重要性を理解する。

ファッションデザイン&ソサエティII

社会、市場、生活、先端技術、SNSなどを起点としたソーシャルストリーム(社会現象)の背景を読み取り、デザイナーに必要な次の時代を予測する発想力やデザイン能力の向上を目指す。

アート&デザイン

絵画を制作する。絵画は表現であるが、その影響は環境、時間、条件、各自の歴史などにより違ってくる。それぞれのものの見方を尊重しながら、視点の転換による新しいものの見え方を模索する。

エディトリアルデザイン

オリジナルのヴィジュアルブックを制作するためのスキルを身につける。ヴィジュアルブックは各自のプロフィールや作品の写真などを掲載したもので、「BFGU MAGAZINE」としてWebサイトに掲載する。

グラフィックワーク

グラフィックソフトを用いて服飾表現としてのグラフィックの有効性を理解し、各自がデザインの可能性を探りデザイン能力、見せ方、プレゼンテーションなどの能力の向上を目指す。

デザイン画

独自の発想(イメージ)をより具体的に表現する実力を身につける。また、画材の特長、手法の可能性を知ることで、デザインにあわせた表現テクニックを強化し、プレゼンテーションの方法も意識した作品の制作を目指す。

デザイン・ディベロップメント

アイデアを発展させる手法を学び理解する。その上で、一つのアイデアをいかに発展させてデザインとして定着させるのか。各課題演習において、一つのアイデアを発想し展開する能力を修得することを目標とする。

デジタルデザイン画

各自のデザインを資産化するためにグラフィックソフトによるイラスト制作を行うことと各自の手描きによるデザイン画の向上を目指す。商業デザインとして、簡潔明瞭で美意識に基づいた作品を制作する見せ方を学びその表現手法を探る。

日本美術概論

日本史における各時代の美術表現からその背景にある美意識を探り、現代とデザイン、特にファッションとの関連性を考察しながら、日本的美の表現における変遷を学ぶ。

美学

ファッションを創造、あるいは受容するための重要なヒントになるいくつかの概念(コンセプト)を毎回キーワードとしてかかげ、講義を中心に作品の分析やプレゼンテーション、ディスカッションを組み合わせながら学ぶ。

ファッション文化論

モードとファッション現象の仕組みを理解し、かつ自分のクリエイションの商品価値をプロデュースするための戦略や発想力の開発のための基盤となる関連分野に対して旺盛な好奇心を涵養する。

流行論

ファッションの流れを変える革新的な創作は「、流行」を超えた発想によって生まれてきた。こういった視点から、社会学的流行論の知識の修得に加え、独自性、創造性のある作品製作に不可欠な観察力、洞察力、分析力を養うことを目的とする。

編集する力 デザインをビジネスにつなげる

ファッションビジネスメソッド(演習)

各コースの院生合同によるグループで、アパレルブランド事業を計画する。具体的には、ターゲット・ブランドコンセプト設定、初回シーズンコンセプト設定、デザイン、MD、パターンメーキング、サンプルメーキング、生産計画、流通計画、促進計画、事業計画などを作成する。

アパレル生産論

アパレルメーカーなどが生産をする際の、製品プランを構成する考え方、意思決定をするためのプロセスを学ぶ。状況に応じた判断基準の絞り込み方を見つけ出しPDCAのシミュレーションを繰り返しながら、プロダクトマネジメント全体を理解する。

インターンシップ(デザイン)

希望するデザイナーブランド企業、アパレルメーカー、デザイン事務所、あるいはテキスタイルメーカーなどを対象として実務体験をする。期間(基本的には4週間)・時期は研修目的や受け入れ先の事情により、相互理解のもと適宜決定する。

グローバルビジネス論

世界のファッションビジネスの知識を身につけつつ、グローバルビジネスのマネジメントについて理解する。貿易実務の専門家などを招いた講義も行う。ファッション企業におけるグローバル市場でのビジネス戦略を組み立てる能力を身につける。

グローバルプロダクト戦略

アパレル消費と生産がグローバル化した状況の中でアパレル生産の現状と課題、各国の産業振興策や貿易実務の概要を学ぶ。また、ビジネスを行う上で必要となる生産に関する基礎的知識を得る。

計数管理

小売を中心としたファッションビジネスにおいて必要とされる、計数管理の考え方、実践的な手法を学ぶ。小売業の店長および仕入担当者として必要とされる基本的な計数管理ノウハウを身につける。

知財マネジメント論

知的財産、特にブランド(商標)とデザイン(意匠)の保護の仕組みを中心に理解し、事例を通じて、攻めと守りの観点から知的財産の管理のノウハウを修得する。

デザイナーブランドの商品企画

デザインの「モノ」、顧客の「ヒト」、体験価値の「コト」の三要素の関係性から、商品を企画する方法を理解し、自ら考えるオリジナルブランドに相応しい商品企画をポートフォリオとしてまとめる。

ファッション英会話

クリエイターに必要とされる総合的な英語力の向上を目指す。ファッション業界の国際的な動向をふまえてリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングについての実践力を養う。

ファッションビジネス概論

ファッション企業のビジネスの仕組み、ビジネスの進め方に関する知識を修得し、ファッション企業に就職したり、ファッション企業を起業したりする際の実務知識を備える。

ビジネス法務

ファッションビジネス業界で必要不可欠な実務法務の仕組みを理解し、近年増加傾向にある消費者や取引先とのトラブルを防止するための知識を修得する。

ブランド起業の実務

ファッションクリエイターが自身のブランドを立ち上げるために必要な実務的ノウハウ及び、現在の変質したファッションビジネスにおける開業後のブランディングについて学ぶ。

プロダクトデザイン

世界ユーザーの潜在・顕在欲求を満たすためのプロダクトアウトの真の意味を知り、デザイン創出の総合力を学ぶ。プロダクトパッケージデザインプロセスを通じ、魅力的な新価値・経験価値の想像力を育成し、知識、クリエイティビティを発揮できる能力を身につける。