2018年11月21日(水)、28日(水)の2週に渡り、Doctor Denim Honzawa代表の本澤 裕治氏による特別講義を開催しました。

今回の特別講義は「アパレル生産論Ⅱ」という科目内で行った講義で、デニムの生産からビジネスにいたるまで、数々のブランドの監修やプロデュースを行っている本澤氏に、日本のデニムの現状についてお話いただきました。

本澤氏

 

1週目は「日本のデニムの現状～生産編～」と題し、本澤氏率いる“チーム本澤”がこだわる4F(FABRIC・FIT・FINISH・FACTORY)について解説いただきました。

西江デニムのデニムこすり・ダメージ・ピン打ち加工、YKKスナップファスナーのタックボタン、リベット・バーの取り付け作業など、生産に携わる様々な企業の方にお越しいただき、実演を交えながら世界各地で行われているデニムの生産と日本のデニムの生産についてお話いただきました。

 

デニム加工の体験

ボタンの取り付け体験

解説を受ける院生

 

2週目は「日本のデニムの現状～ビジネス編～」。日本デニムの激動の30年間、グローバル競争の中でチーム本澤がどのように生き残ってきたか、ビジネスにおける「備えること」「挑戦すること」など具体的にお話いただきました。

実際にビジネスで必要なこと、実体験から得て取り組んでいることなど、普段の授業では学ぶことのできない実務に関するノウハウを講義いただきました。

 

今回の講義では、デニム業界に関わる様々な企業の方にご協力いただき、たくさんの素材や商品、副資材に触れることで、デニムに関しての知識と繋がりを持てるとても貴重な機会となりました。

 

集合写真