2018.03.222018-19AWパリコレクション視察研修を実施
2018年2月26日(月)〜3月7日(水)、ファッションクリエイション専攻ファッションデザインコース生によるパリコレクション視察研修を実施しました。
今年度は、「YOHJI YAMAMOTO」「ISSEY MIYAKE」「TSUMORI CHISATO」 「UNDERCOVER」 「KOCHE」 「ANN DEMEULEMEESTER」 「ANREALAGE」 「Mame Kurogouchi」「LUTZ HUELLE」「VALENTIN YUDASHKIN」「A.P.C」等、国内外20メゾンから招待状をいただき、コレクションやインスタレーションを視察する事ができました。
昨今ブランドのファッションショーの廃止、または規模の縮小などの影響もあり、当初どのくらいのショーが見られるのかという不安もありましたが、多い学生では10メゾン以上のショーを見ることが出来、大変よい刺激になりました。
また、コレクション視察以外の時間を利用して、ガリエラ宮で開催されていたマルタン・マルジェラの回顧展「MARGIELA / GALLIERA 1989-2009」や故アズディン・アライアのギャラリーで行われていた「Azzedine Alaïa “Je suis Couturier”」を鑑賞しました。さらに、ファッションクリエーターの国際見本市「TRANOI」や合同展示会の「Premiere Classe」「designers apartment」なども見学し、実際にパリの展示会に出展しているブランドのクリエイションを間近で見る機会を得ることが出来、大変勉強になりました。
さらに、今回は文化学園パリ事務所の協力の下、芸術や産業技術の専門図書館として知られるフォルネ図書館にて、特別にBFGUスペシャルツアーを開催していただきました。この図書館はプリント生地と織物見本の豊かなコレクションを所蔵しており、現在でも多くのデザイナーやファッションの学生が訪れる場所となっています。普段は見ることのできない貴重資料を色々見せていただき、学生もその美しいコレクションに興味津々でした。今回の研修で得た刺激を各々の研究活動に生かし、今後の成果に繋がることを期待します。