2016年9月19日～(月)～21日(水)の3日間、ファッションテクノロジーコースの院生27名と教員5名で夏期工場見学研修を実施しました。今年度は、4県、4素材の4工場を巡り、それぞれの特色を十分に理解できる充実した研修となりました。

 

2日目前半：有限会社テンジン(山梨県)

リネンを中心とした生地メーカー。実際に動いている織機を見学し、手法や特徴などの説明を受けました。また、ショールームにて原料やリネンそのものについての簡単な講義と実際の製品についての説明を受け、リネンに対する様々な知識を得ることができました。

2日目後半：有限会社福田織物(静岡県)

綿を中心とした生地メーカー。こちらも実際の織機にて織られている生地を見ながら説明を受け、オリジナルで製作している独自のコーデュロイや極細糸で製作したストールなど、日本ならではの高度な技術に触れました。

3日目前半：葛利毛織工業株式会社(愛知県)

主に紳士服のスーツ地を製作している生地メーカー。製作手順に沿っての細かな説明や、一部の織機では体験も交えながら丁寧にスーツ生地の製作方法の説明を受けました。

3日目後半：ケイテー・テクシーノ株式会社(福井県)

合成繊維の生地メーカー。本社工場にて会社概要と糸作りの工程を見学し、別工場にて織りの工程を見学しました。200台の織機が大きな音を立てて動いている光景は圧巻で、合成繊維の力強さを感じました。