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2015.12.03ロシア・サンクトペテルブルクのファッションコンテストにファッションデザインコース生2名が入賞!

2015年11月18日(水)~11月20日(金)、ロシア・サンクトペテルブルクにおいて開催された国際的コンテスト「International Contest for Young Designers‘Admiralty Needle’」に本学が日本代表として招待されました。

また、ファッションクリエイション専攻 ファッションデザインコース 馬場園 晶司准教授は審査員として招聘され、コンテスト審査および特別講義を行いました。

 今回で6度目の参加となる本コンテストは、ロシア・サンクトペテルブルク国立技術デザイン大学が主催するもので、各国からの参加者146名、約700体を超える作品がエントリーしました。ロシア、ヨーロッパのデザイナー、国際展示会主催者、会社経営者、ファッション学校の教授らが審査員となり、作品の審査を行いました。本学からは、ファッションデザインコースの院生2名と修了生2名が各5体、 合計20体の作品を出品しました。

 「プレタポルテ・ディフュージョン」部門に出品したファッションデザインコース第8期修了生の村田 章さん(2015年3月修了)と、「スポーツ・スタイル」部門に出品した同コース2年次生のキム ミンジョンさんがそれぞれ各部門の3位となり、最終日の表彰式で表彰状および副賞が授与されました。

 また、同コース第8期修了生の西 麻衣さん(2015年3月修了)と2年次生の矢野 さくらさんも各国の審査員から高い評価をいただきました。このコンテストに参加したサンクトペテルブルク国立技術デザイン大学の学生作品は、来年2月に本学にて開催する「文化ファッション大学院大学ファッションウィーク(BFGU FW)」に招待を予定しており、今後も積極的な交流が続いていきます。

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村田 章さんの作品

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キム ミンジョンさんの作品

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西 麻衣さんの作品             矢野 さくらさんの作品

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プロのダンサーによるバレエでのオープニング

 

 11月19日(木)には、各国審査員によるマスタークラス向けの特別講義が行われ、馬場園准教授は日本のファッションの現状や、デザインの特徴について実物作品を交えて解説するとともに、“ITを活用したオートクチュール”の研究作品を紹介し、立体裁断も行いました。院生や教員など多数の受講生があり、終始熱心に聞き入っていました。また、馬場園准教授の製作した作品の解説後には大きな拍手も巻き起こり、改めて日本が発信するファッションへの関心の高さを実感しました。

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馬場園准教授による作品解説

馬場園先生立体裁断

立体裁断