2013.12.04モスクワ「J-FEST 2013」でファッションショーと講義を実施
2013年11月23日(土)~11月24日(日)、ロシア・モスクワにて日本の現代文化を紹介するイベント「J-FEST 2013」が開催され、櫛下町教授、馬場園准教授、ファッションデザインコース1、2年次生7名が参加し、ファッションショーおよび講義を行いました。
今年5回目となる「J-FEST」は、在ロシア日本大使館が主催し、日露企業のイニシアチブによって開催されるロシア最大の日本文化フェスティバル。2日間のプログラムは、茶道実演やお琴の演奏、生け花、書道、切り絵などの体験、ヘア・メイクショー、日露ダンス・バトル、アニメ映画上映、コスプレ大会など多岐にわたって組まれており、訪れた人たちは様々な日本の文化に触れることが出来ます。
今回、「J-FEST」初となるクリエイティブな作品による本格的なファッションショーを開催したいとの依頼を受け、修了生を含む11名48体の作品を披露しました。会場には、幅広い年齢層の来場者が立ち見が出るほど多数集まり、日本発の独創的なクリエイションや技術力の高さに感動され、拍手喝采で幕を下ろしました。
また、櫛下町教授は「日本文化の伝統とファッションデザイン」「現代日本におけるファッション」と題した講義を2回行い、着物・茶道・香道・庭園・書などの日本伝統文化の解説、および日本のファッション業界の仕組みやファッションデザイナーの現状について講義を行いました。通訳はウズベキスタン出身の本学ファッションデザインコース2年次生リズキエワ・シャフノーザさんが行い、難しい日本の精神的な内容も的確にロシア語に訳し、大いに活躍しました。
講義を行った会場は2回共に満席となり、櫛下町教授の話にうなずきながら熱心にメモを取ったり、講義終了後に質問が飛び交ったりと、受講者にとって有意義な時間となりました。
講義を行う櫛下町教授と通訳をするリズキエワ・シャフノーザさん
熱心に講義を受ける受講者