2010年3月22日（月）、東京ミッドタウン・タワーにて行われた「ファッションデザインシンポジウム2010」（独立行政法人中小企業基盤整備機構主催）に本学研究科長・小杉早苗教授が参加しました。同シンポジウムは、ファッション業界の若手クリエイターを育成するプロジェクトの一環として行われたもので、「ファッションクリエイターの育成と活用」をテーマにファッション産業、ファッション教育のプロフェッショナルによるパネルディスカッションが実施されました。

小杉教授はパネリストとして出演し、同じく教育界からのパネリストとして出演したパーソンズ・ザ・ニュー・スクール（アメリカ）のディーン・ステイドル教授とともに、ファッション教育界が産業界に望むことなどについて、産業界から招かれたパネリストの方々と意見交換をしました。企業が求める人材と学校が育成する・育成したい人材、業界の課題などに関する意見が行き交い、若手クリエイターの育成に関する内容にとどまらず、パネリスト、聴講者ともども日本のファッション産業・教育界のあるべき将来像を考える機会となりました。

写真右から：パネリストを務めたパーソンズ・ザ・ニュー・スクールのディーン・ステイドル教授、本学研究科長・小杉教授。
写真中央：司会進行を務めた（株）イッセイ ミヤケ代表取締役社長・太田伸之氏。
写真左から：パネリストを務めた（株）サンエー・インターナショナル代表取締役社長・三宅孝彦氏、（株）オンワード樫山取締役・馬場昭典氏。