下記は2023年度生向けカリキュラムです。
1年次の主な授業FIRST YEAR SUBJECT
基礎研究・創作
前期から進めてきた各自のクリエイションに対して 10~15体の作品に仕上げ「終了制作コレクション展示」として発表する。
クリエイション造形Ⅰ
個々のクリエイションに適した造形能力の修得を目的とする。理論において個々のクリエイション視野を広げ、演習において造形力を培う。
ファッションデザイン&ソサエティⅠ
歴史上のファッションデザイナーの作品とその時代の社会との関連性をひも解き、その視点が現代ではどのようにデザイン展開できるのかを考える。
ファッションビジネスメソッド(演習)
3コース合同によるグループでアパレルブランドを立案し、それぞれのコースの学修特性を活かしてアパレル製造卸のシミュレーションモデルを構築する。
プレゼンテーション演習Ⅰ
ポートフォリオの作成を通じて、デザインの目的や意図、デザイン発想、さらには商品・作品制作の背景を伝える方法を学ぶ。
アート&デザイン
美術の歴史的な変遷の概略を学修し、鑑賞や作品制作、プレゼンテーションなどによって各々の造形・表現における発想力・思考力・分析力を養う。
アドバンスドCADデザイン
デザイナーとして、CADを利用したデザインの可能性を広げ、表現力を高める。
アパレル3DCADⅠ
3DCADソフトウエア「CLO Enterprise」において、基礎的なオペレーションがデジ
タル上で行えることを目標とする。
アパレル3DCADⅡ
「アパレル3DCADⅠ」で学んだ基礎オペレーションを基に応用オペレーションを学び、即戦力として使用できるレベルにする。
アパレルCADオペレーション
アパレルCADにおける基礎オペレーションを主軸とし、衣服設計への理解とパターン作成に必要とされる基礎知識・基礎技術を学ぶ。
アパレル生産
アパレルメーカーなどが生産をする際の、製品プランを構成する考え方、意思決定をするためのプロセスを学ぶ。
アパレルテキスタイル演習
創造性豊かなデザイン表現に直結するテキスタイルのあり方を学ぶため、基礎知識や日本の伝統染色技法などを学修する。
アパレル人間工学
衣服設計に必要な人体形状に関する条件や要因、およびそれらの関係性を体系的にとらえる力と、静立時、動作時の人体とパターンの関係を学ぶ。
インターンシップ(デザイン)
将来のキャリアを視野に入れ、各自の専門性追求と業界・業態・職業自体への理解を深める。
サステナブルファッションⅠ
ファッション業界のサステナビリティに関する基本的な情報や考え方を学ぶ。
サステナブルファッションⅡ
ファッション産業における現状の問題を整理し、より発展的で懸念される課題を発見し、その解決方法とこれからのモデルについて探る。
素材論
アパレル・ファッション製品における素材・テキスタイルの基本的性能を理解する。
デザイナーブランドの商品企画
デザインの「モノ」、顧客の「ヒト」、体験価値の「コト」の3要素の関係性から商品を企画する方法を理解し、ブランドの設計と商品企画を具体化できる能力を身に付ける。
デザイン・ディベロップメント
デザイン発想の方法・型を修得し、自分らしい「デザインストーリー」の構築力向上を目的とする。
デザイン画
自分のデザインテーマに対して独自の表現方法を探り、アイデアを模索し、伝える技術を修得することで、オリジナル性豊かなデザイン表現方法を身に付ける。
デジタルデザイン画
商材となるアパレルアイテムの構成と資材・製造工程を理解し、グラフィックソフト(Illustrator)を用いイラストを制作する技術を身に付ける。
ニットデザイン
講義とコンピュータ横編機を使用した演習により工業横編ニットの特徴を理解し、ファンションビジネスにおけるニット製品の位置づけを学ぶ。
美学
美をめぐる古今の思想や様々な芸術作品の概念を理解し、ファッションを創造する場で応用する力を身に付ける。
ファッションAIとメタバース
ファッション領域においてAIやデータを活用するための素地と、メタバースを活用した新しいファッション産業を生み出す力を養う。
ファッション英会話
国際的に羽ばたくクリエイターに必要とされる総合的な英語力の向上を目指す。
ファッション文化論
企画力や作品の商品価値を戦略的に構築する力を養うため、自分の作品やデザインの現代的意義や思想的な奥行きについて論じる力を身に付ける。
2年次の主な授業FINAL YEAR SUBJECT
クリエイション造形Ⅱ
作品に反映させるためのデザイン解説、ドレーピング、パターンメーキング、メンズの理論・技術解説を取り入れ、研究作業に主眼をおいた能力向上のためのスキル開発を行う。
修了研究・創作
各自が探求してきた 2年間の創作活動の成果として修了作品13~18体制作し、ポートフォリオにまとめる。
ファッションデザイン&ソサエティⅡ
社会事象によって生まれる生活者の意識をとらえ、ファッションデザインを生み出す「各自の方法論」を確立することを目的とする。
グローバルビジネス論
世界のファッションビジネスの仕組みと市場、地域専門性の高い実務知識、トレンドを理解することで、ビジネスのグローバルな展開案を策定できる力を養う。
コンピュータニット
コンピュータ横編機を使用した演習と作品制作を通して、横編ニットの特徴を理解し、アパレル業界における横編ニットのデザイン方法を学ぶ。
知財マネジメント論
知的財産、特にブランド(商標)とデザイン(意匠)の保護の仕組みを中心に学ぶ。
ブランド起業演習
オリジナリティあふれる起業を立案するにあたっての経営管理や分析方法など、必要なノウハウを身に付ける。