ファッションテクノロジーコースFashion Technology Course

ファッションテクノロジーコースについてAbout Fashion Technology Course

幅広い視点でテクノロジーを学び、
グローバルに活躍するモデリストへ

「作る力」「応用する力」「提案する力」でファッションをクリエイトする。

ファッションテクノロジーコースでは「グローバルに活躍するモデリストの育成」を目的としています。商品を生み出すために、モデリストは企画から生産にいたるまでの幅広い分野に精通していなければなりません。
そのため同コースでは、「衣服デザインを具現化するための設計・制作力」「新たなテクノロジーを活用し、デザインにつなげ発展できる応用力」「技術を商品化に結び付ける提案力」の3つの力を育成するため企画や生産の現場で豊かな経験を積んだ実務家ぞろいの教授・講師の指導の下、本大学院の充実した施設や設備などを利用して2年間で段階的に修得します。


・ファッションテクノロジーコースカリキュラムマップ(PDF)
・履修科目一覧


FINAL WORK

テクノロジーを活用したデザインを商品化に発展させることをテーマに、調査・試作・検証による作品制作、ポートフォリオの作成、さらには展示、ファッションショーでの成果を発表します。企業とのコラボレーションも積極的に行います。

15th BFGU FW 作品ページ(特設サイト)
15th BFGU FW ファッションショー(特設サイト)



アパレル3DCADへの取り組み

作品
3DCAD
本コースでは、院生の研究、作品制作に3DCAD「CLO E nterprise」を活用する取り組みを積極的に行っています。2019年度は、3DCAD「CLO Enterprise」の特別授業を実施。アバターに衣服を着装させる3D着装の基礎から実際にプレゼンテーションや企画で活用する応用まで行い、実務で活用できるレベルまで完成度を高める内容となりました。これを基盤として2020年度に「アパレル3DCADⅠ・Ⅱ」を開講。
さらに2023年度からはニットCADのシミュレーション「APEX(デザインシステム)」を導入し、今後のアパレル産業を見据えた独自の人材の育成を行っています。

15th BFGU FW 3DCAD作品ページ(特設サイト)


「パターンメーキング技術検定1級」取得

1級合格者
ファッションテクノロジーコースでは、2年次生での「パターンメーキング技術検定1級」合格者を高い確率で輩出しており、高度で実践的なカリキュラムはファッション界で高く評価されています。一般財団法人日本ファッション教育振興協会による「パターンメーキング技術検定試験」は、ファッション教育機関で学ぶ学生が、卒業後、デザイナーブランド・アパレル企業などのパターン技術者として十分な活躍ができるように、また、デザイナーとして就職する際に修得しておくべき重要な技術の向上のために実施するものです。1級はパターンメーキング技術を専門教育機関で履修、あるいはその他の方法で修得し、アパレル企業で量産を前提としたパターンメーキング実務経験を5、6年程度積んだレベルを想定している難易度の高い検定。
また、2019年度は、国家技能検定「婦人子供服製造(婦人子供既製服パターンメーキング作業)」2級の試験においても、優秀な成績を収めています。

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BFGU×株式会社ゴールドウイン
Pattern Making共同研究プロジェクト

研究発表会
ファッションテクノロジーコースでは、株式会社ゴールドウインと産学連携による共同研究プロジェクトを2022年度よりスタートしました。
本格的なアウトドアパターンメーキングの知見をいただき、院生は自由な発想で「修了研究・創作」のパターン研究、および作品制作を行いました。今後もプロジェクトを通じて、実践的なパターンメーキングの研究を行い、即戦力となる技術者の育成を目指します。

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■ 将来の活躍分野
業種:デザイナーブランド・ファッションアパレルメーカー・商社
職種:モデリスト・パターンメーカー・3Dモデリスト・製品企画・生産管理

■ 主な就職先
・就職状況
・修了生によるブランド・会社名

■ 修了生インタビュー

履修科目 ピックアップCurriculums Pickup

1年次の主な授業 FIRST YEAR SUBJECT

  • 基礎研究・創作

    基礎研究・創作 Basic Research & Collection

    研究テーマを設定し、調査・試作・検証を行い、作品制作・ポートフォリオを作成し成果発表を行う。このような研究活動を通して、テーマに関する知識を深め、調査する能力を修得するとともに、素材、パターンメーキング、加工、縫製の知識と技術を学ぶ。

  • ファッションテクノロジー演習Ⅰ

    ファッションテクノロジー演習Ⅰ Fashion Technology (Practical) Ⅰ

    「ファッションテクノロジー理論Ⅰ」で身に付けた知識・技術を活用しオリジナルデザインの制作を行うことで、様々なデザインに対応できるパターンメーキング技術を修得する。また、理論と演習を学ぶことでモデリストとしての基本的な知識と技術を修得する。

  • クリエイティブシンキング

    クリエイティブシンキング Creative Thinking

    アイデアを発想&創出していくデザイナーの発想方法を理解する。従来の枠組みから外れるような独創的なビジネスコンセプトの創造を可能とする「観察・洞察力」「問題発見力」「発想力」「編集力」の向上を目的とする。

2年次の主な授業 FINAL YEAR SUBJECT

  • 修了研究・創作

    修了研究・創作 Final Research & collection

    テクノロジーを活用したデザインを商品化に発展させることをテーマに、調査・試作・検証による作品制作、ポートフォリオ作成、さらには展示、ファッションショーでの成果発表を行う。主体的な研究活動を通じて問題解決能力を修得する。

  • ファッションテクノロジー演習Ⅱ

    ファッションテクノロジー演習Ⅱ Fashion Technology (Practical) Ⅱ

    「ファッションテクノロジー理論Ⅱ」で修得した囲み製図の理論から製品にする実務を学修する。テクノロジー(素材、パターン、縫製)に 特化した架空のブランドをグループで企画し、これから市場で求められるブランドや商品についてディスカッションを行い、製品化を想定した作品制作を行う。

  • プロダクションテクニックⅡ

    プロダクションテクニックⅡ Production Techniques Ⅱ

    毛芯仕立てのジャケット制作を通して毛芯のパターンメーキング、素材と縫製の整合性を考慮した工業用パターンの作成技術を修得する。