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2019.09.20福井県織物工業組合とコラボレーションを実施

2019年8月5日(月)〜6日(火)の2日間に渡り、福井県織物工業組合主催による福井産地研修を行いました。

本プロジェクトは、福井県織物工業組合と本大学院ファッションデザインコース2年次生によるコラボレーション企画の一環で、福井県の布地の認知度向上と福井織物産地の活性化を繋げる取り組みとして、ファッションデザインコース竹内 忠男教授主導の下、始動しました。去年に引き続き2回目となる今回の研修では院生10名、教員2名での参加となりました。

織物産地見学では、株式会社カツクラ、株式会社ウエマツ、株式会社山崎ビロード、株式会社東野東吉織物、小杉織物株式会社の計5社を訪問し、糸の整経から生機出荷まで、織物が生まれる一連の流れの様子や、普段目にする機会がない織機を見学しました。

交流会では、選抜された院生による福井産地の布地で製作した作品のプレゼンテーションを行い、産地の方々と作品を通して意見交換を行いました。

実際の産地に赴き現場を見て学ぶことにより、産地の方々のものづくりに対する思いや福井産地の歴史・未来に触れることで、院生達にとって今後の研究と向き合う大変貴重時間となりました。

 

これらの作品は、2019年11月19日(火)〜20日(水)に開催される「JFW JAPAN CREATION 2020」にて展示されます。

 

株式会社カツクラにて
織物の製造工程の1つ、リーチング(柄組みをする準備)の見学

 

株式会社ウエマツにて
特殊加工・染色サンプル地を見学する院生

 

株式会社山崎ビロードにて
二重ビロードが織られている様子

 

株式会社東野東吉織物にて
ぬれよこ羽二重という技法で絹を織り上げている様子

 

小杉織物株式会社にて
様々なプリント柄の帯たち

 

作品プレゼンテーションをする院生

 

産地の方々と学生の意見交換

 

福井県織物工業組合の方々と