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2022.10.07PUMA×BFGU「Graphic Project」を実施

ファッションクリエイション専攻2年次を対象に、プーマ ジャパン株式会社との共同プロジェクトとして、PUMA×BFGU「Graphic Project」を実施しました。

今回の取り組みは、プーマ ジャパン株式会社の教育に関する社会貢献活動の一環として実現したプロジェクトで、4~7月にかけて実施しました。本プロジェクトは、PUMAのリテーラーに向けたオリジナルグラフィックデザインを企画しガーメントを制作する内容で、院生15名が3チーム(A‧B‧C)に分かれ、グループワークを中心に実施しました。
また、プーマ ジャパン株式会社より市川 穣嗣氏(Head Of Creative&design)、大野 新介氏(Apparel Design Manager)、柴田 匠矢氏(Senior Footwear Designer)が各チームのコーディネーター役を担当し、ワークショップのサポートをしていただきました。

2022年4月20日(水)、プロジェクトのキックオフとなる特別講義を実施しました。前半はプロジェクトの概要を市川 穣嗣氏が、後半はPUMAブランドの歩み‧歴史を野崎 兵輔氏(Brand Communication Manager)が講義を実施し、PUMAの実物製品サンプルを見せていただきました。

特別講義の様子

 

講義終了後にプロジェクトの応募者を募り、ファッションデザインコース9名、ファッションテクノロジーコース6名の計15名が参加メンバーとして選抜されました。
参加メンバーは全6回のワークショップを通して、PUMA実店舗や販売想定の店舗リサーチから、顧客ターゲット分析を行った上でアイテム・カラー・価格設定、プリント表現技術、指示書作成などに取り組みました。これらの制作プロセスは全てプーマ ジャパン株式会社で実際に行われている手法を用いて、最終的にオリジナルグラフィックデザインによる製品化を目標に取り組みが進められました。

チームに分かれてワークショップを行う様子

 

プリントによる加工技術を学ぶ様子

 

制作したグラフィックデザイン案のフィードバックを受ける院生

 

実物製品とオリジナルグラフィックの配置確認

 

2022年7月25日(月)には、プロジェクトの集大成としてPUMAブランドセンターにて成果発表会を行い、3チームのプレゼンテーションによる審査会を実施しました。
見事優勝チームに選ばれたCチームは、審査員を含め会場全体が惹きつけられる発表を披露し、プーマのブランドアイデンティティへの深い理解と、リテーラー顧客のリサーチ、グラフィックのデザイン及び発表方法などクリエイティブな点が評価されました。

成果発表会場のPUMAブランドセンター(場所:天王洲アイル)

 

各チーム発表の様子

 

今回のコラボレーションは初めての試みでしたが、スポーツブランド業界の第一線で活躍されている方々から直々にデザイン・制作プロセスのアドバイスやご指導をいただくことで、作品ではなく商品として提案するプロフェッショナルな体験ができ、院生にとって貴重な取り組みとなりました。

 

【審査員】
篠崎 源 氏(プーマ ジャパン株式会社 Head of Retail Merchandising)
大藤 真一 氏(プーマ ジャパン株式会社 Senior Head of Merchandising)
吉田 康成(文化ファッション大学院大学 ファッションクリエイション専攻 専攻長 教授)
徳岡 敬也(文化ファッション大学院大学 ファッションマネジメント専攻 専攻長 教授)

 

プーマ ジャパン株式会社の方々と参加した院生たち