2014年11月10日(月)～11月14日(金)、ロシア・サンクトペテルブルクにおいて開催された国際的コンテスト「International Contest for Young Designers‘Admiralty Needle’」に本学が日本代表として招待され、ファッションデザインコース1年次生2名が参加しました。

また、ファッションクリエイション専攻 専攻長の櫛下町 伸一教授は審査員として招聘され、コンテスト審査および特別講義を行いました。

今回で5度目の参加となる本コンテストは、ロシア・サンクトペテルブルク国立技術デザイン大学が主催するもので、各国から参加した120名、計600点を超える作品がエントリーし、ロシア、ヨーロッパのデザイナー、会社経営者、ファッション学校の教授らが審査員となり、全作品の審査を行いました。本学からは、ファッションデザインコースの院生4名が各5体、合計20体の作品を出品しました。

このコンテストは、「キッズウェア」「シューズ＆アクセサリー」「プレタポルテ・スポーツ」「プレタポルテ・ディフュージョン」「プレタポルテ・デラックス」「アヴァンギャルド」の6つのカテゴリーに分類され、「アヴァンギャルド」部門に出品したファッションデザインコース1年次生の戸川 大地さんが部門1位、「プレタポルテ・ディフュージョン」部門に出品した同コース1年次生 アピチャート・ナランシャーさんが部門2位となり、最終日の表彰式でそれぞれ表彰状および副賞が授与されました。

また、同じく出品した同コース2年次生のジバジャ・ウエネ・ディエゴ・アンドレ・ケイさんと1年次生の安倍 陽光さんも各国の審査員から高い評価をいただきました。

 

「アヴァンギャルド」部門1位

ファッションデザインコース1年次生 戸川 大地さんの作品

「プレタポルテ・ディフュージョン」部門2位

ファッションデザインコース1年次生 アピチャート・ナランシャーさんの作品

「アヴァンギャルド」部門

ファッションデザインコース2年次生

ジバジャ・ウエネ・ディエゴ・アンドレ・ケイさんの作品

「プレタポルテ・ディフュージョン」部門

ファッションデザインコース1年次生 安倍 陽光さんの作品

 

このような国際的なコンテストに参加することで強い刺激を受け、これからの創作活動において貴重な経験となりました。また、このコンテストに参加したロシアの学生作品は、来年1月に本学にて開催する「文化ファッション大学院大学ファッションウィーク(BFGU FW)」に招待を予定しており、今後も積極的な交流が続いていきます。

11月13日(木)には、各国審査員による特別講義が行われ、櫛下町教授は日本の文化や東京の現状、ファッションデザインについて実物作品を交え講義を行いました。講義終了後は、多数の受講生が櫛下町教授の周りに集まり質問をする姿がありました。改めて日本が発信するファッションへの関心の高さを実感しました。