BFGUについてAbout BFGU

概要Overview

大学院名 文化ファッション大学院大学
英語名称 Bunka Fashion Graduate University
設置形態 専門職大学院
設置者 学校法人文化学園
学長 櫛下町 伸一
所在地 〒151-8547 東京都渋谷区代々木3-22-1
設置研究科 ファッションビジネス研究科
専攻 ファッションクリエイション専攻
ファッションマネジメント専攻
入学定員 ファッションクリエイション専攻:50名
ファッションマネジメント専攻:30名
入学時期 4月
学位 ファッションクリエイション専攻:ファッションクリエイション修士(専門職)
ファッションマネジメント専攻:ファッションマネジメント修士(専門職)
修業年限 2年
修了単位数 50単位以上
授業時間 平日:1~5限(9:20~18:20)
開学 2006年4月1日(設立:2005年12月05日)

学長メッセージMessage from the President

すべては、世界の厳しいファッション業界に新風を吹き込む人材を育てるために。

学長 櫛下町伸一
学長 櫛下町 伸一

世界に一定の地位を占めるようになった日本のファッションビジネスがかかえる課題は、デザイナーにとっての経営に対するの理解の欠如、経営者によるデザインやテクノロジーの知識・理解の不足でした。グローバルなビジネスとしてファッションをとらえるとき、独創的なデザインや優れた技術はもちろん、経営や財務、生産管理、品質管理など多様な視点が必要となります。
そこで、クリエイションとマネジメント、二つの観点にたった次代のファッション産業のリーダーの育成が必要とされます。そのような中でBFGUは、100年にわたり日本のファッション教育を牽引してきた学校法人文化学園の実績とノウハウを結集し、日本初のファッション専門職大学院として、2006年に設立されました。
理論と実務を架橋した教育を行う本大学院は、独自のブランドやビジネスモデルを確立し、次代のファッションビジネスシーンにおいてグローバルに活躍する、”新しい創造者”を育てることを最大の目標としています。



専門職大学院とは

専門職大学院は、2003年度にスタートした特徴のある大学院。
今までの大学院は、研究者の養成に重点がおかれていましたが、専門職大学院では、高度で専門的な職業能力を持った実務家の養成に特化した教育を行います。現場の第一線で活躍するプロフェッショナルらによる授業をとおして、最新の技術・知識を学ぶなど、よりハイレベルな専門教育と実務教育を実施するのが大きな特徴です。

建学の精神Educational Philosophy

ファッション分野における知財創造ビジネスのビジネスモデルを確立し、
国際的に通用するファッション価値を創造・具現化させ、
グローバル視点に立つ独自のブランドを確立できる人材を育成する。


<キャッチフレーズ>
ファッション知財を世界市場へ
Fashion intellectual property for the global market.


教育理念

「ファッション知財の創造と市場化」
「新しい業種・業態の創造」
「新時代のビジネスモデルの構築とマネジメント」

使命・目的

文化ファッション大学院大学は、先鋭的で独創的なファッション価値の創造と、具現化を実現するために、学術の理論及び応用を教授研究し、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識と卓越した能力を培うことにより、文化・社会の発展に寄与するとともに、ファッション産業の分野において貢献しうる高度職業人の育成・輩出を使命・目的とする。

教育研究上の目的

■ファッションビジネス研究科

豊かな社会の創出や課題の解決を具現化するファッション知財を創造し、世界市場に提案することができる高度職業人として必要な、理論と実務の両面にわたる能力を培うことを教育研究上の目的とする。

<ファッションクリエイション専攻>

世界のファッションビジネスにおいて、新たなファッション知財を具現化できるデザイナーやモデリスト等のクリエイターに必要な能力を持つ高度職業人の育成を教育研究上の目的とする。

<ファッションマネジメント専攻>

世界のファッションビジネスに貢献する、理性と感性、グローバルな視点を兼ね備えたマネジメント能力を持つ高度職業人の育成を教育研究上の目的とする。

学校の歩みHistory of BFGU

学校法人文化学園は、1919年の創設以来、100年以上にわたり、日本のファッション教育の中心的存在として主導的な役割を果たしてきました。その活動は歴史とともに広がりを見せ、1936年の文化服装学院への改称や、1964年の文化女子大学開学、1998年の超高層新校舎完成、2003年の文化ファッションビジネススクール開校などを節目としながら、高度なファッション教育を展開しています。

また、次代を担う優秀な人材の輩出に寄与する一方で、出版・文化・研究活動も積極的に推進。『装苑』『ミセス』などの女性誌や実用本の刊行、世界各都市とのファッションを通じたコラボレーション活動などが例にあげられます。さらに5つの付属研究所と服飾関連の資料を集積した図書館、服飾博物館、ファッションリソースセンターを設置し、常時ファッション教育の充実と情報の発信に努めています。

これらの歴史的所産の上に設立されたのが、文化ファッション大学院大学です。2003年に設立した文化ファッションビジネススクールを専門職大学院として発展させ、2006年に文化ファッション大学院大学は開学しました。ここでは、実社会で一人ひとりがその存在価値を発揮できるよう、アカデミックな教育だけでなく、実践的な独自のカリキュラムを体系化。これまでのファッション系の教育機関とはまったく違った視点から、真のファッションビジネスリーダーを養成していきます。

文化学園沿革概要

1919年(大正8年) 「並木婦人子供服裁縫店」「婦人子供服裁縫教授所」開設
1922年(大正11年) 「文化裁縫学院」開設
1923年(大正12年) 「文化裁縫女学校」に改称。わが国初の洋裁教育各種学校として認可
1935年(昭和10年) 「財団法人並木学園」を設置認可
1936年(昭和11年) 「文化裁縫女学校」を文化服装学院に改称
1950年(昭和25年) 「文化女子短期大学」開学
1951年(昭和26年) 「学校法人並木学園」に組織改定
1964年(昭和39年) 「文化女子大学」開学。「文化女子短期大学」は「短期大学部」となる
1973年(昭和48年) 法人名を「学校法人文化学園」に改称
1980年(昭和55年) 「文化外国語専門学校」開校
1998年(平成10年) 超高層新校舎(21階建て)完成
2003年(平成15年) 「文化ファッションビジネススクール」開校
2006年(平成18年) 「文化ファッション大学院大学」開学(同学の開学にともない、「文化ファッションビジネススクール」を閉校)
2011年(平成23年) 「文化女子大学・文化女子大学短期大学部」を「文化学園大学・文化学園大学短期大学部」に改称
2020年(令和2年) 「文化学園大学短期大学部」募集停止

3つのポリシーPolicy

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

■ファッションビジネス研究科

新たなファッション価値及び知財の創出や実践を可能にする能力の修得を学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)とする。

<ファッションクリエイション専攻>

本研究科・専攻の定める修了要件(修了作品及びポートフォリオを制作し、審査に合格すること)を満たし、ファッション知財を創造するために必要な以下に示す能力を備えたと認められること。
■ファッションデザインコース
  1. 服を創り上げる造形力
  2. アイデアを発見しデザインとして表現する分析・発想力
  3. デザインをファッションビジネスへと昇華させる統合力
  4. ■ファッションテクノロジーコース
  5. 衣服デザインを具現化するための設計・制作力
  6. 新たなテクノロジーを活用し、デザインにつなげ発展できる応用力
  7. 技術を商品化に結び付ける提案力

  8. <ファッションマネジメント専攻>

    本研究科・専攻の定める修了要件(修了研究プロジェクト報告書の審査に合格すること)を満たし、ファッション知財を創造しビジネスに具現化させるために必要な以下に示す能力を備えたと認められること。
    ■ファッション経営管理コース
  9. ファッションビジネスの課題発見・解決能力
  10. ファッション企業を起業、経営管理する思考・分析・意思決定力
  11. ファッション知財をグローバルに事業化する推進・運営力


教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

■ファッションビジネス研究科

教育目的とディプロマ・ポリシーを実現するために、以下の内容を教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)とする。各専攻においては、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を培うために、講義科目、演習科目、プロジェクト科目を設置し、1年次から2年次へと基本から応用まで体系化されたカリキュラムにより教育課程を編成し実施する。

<ファッションクリエイション専攻>

■ファッションデザインコースが編成する教育課程
  1. 「創る力」を培うために、服の本質を理解しデザインのアイデアを探る科目を配置する
  2. 「考える力」を培うために、アイデアを発見しデザインにつなげ視覚化する科目を配置する
  3. 「編集する力」を培うために、デザインをビジネスにつなげる科目を配置する
■ファッションデザインコースの教育課程における教育方法
高いレベルでの理論と実務の融合を図るために、講義形式、演習形式による教育を中心とし、研究課題については、グループ演習、個人演習を実施する。また、個別指導、ディスカッション、インターンシップ、コンテスト活動、企業と連携した作品制作等も行う。

■ファッションテクノロジーコースが編成する教育課程
  1. 「作る力」を培うために、もの作りの専門性を高める基盤を構築する科目を配置する
  2. 「応用する力」を培うために、新しいテクノロジーを活用してデザインにつなげる発展的なもの作りを可能にする科目を配置する
  3. 「提案する力」を培うために、技術を商品化に結び付ける科目を配置する
■ファッションテクノロジーコースの教育課程における教育方法
高いレベルでの理論と実務の融合を図るために、講義形式、演習形式による教育を中心とし、研究課題については、グループ演習、個人演習を実施する。また、個別指導、ディスカッション、インターンシップ、資格取得、企業と連携した作品制作等も行う。

<ファッションマネジメント専攻>

■ファッション経営管理コースが編成する教育課程
  1. 「課題解決力」を培うために、ファッション業界が抱える現状の問題を認識し、解決策を講じる科目を配置する
  2. 「意思決定力」を培うために、入手したすべての情報をもとに論理的に考え、戦略的なマネジメント力が身につく科目を配置する
  3. 「グローバル事業構築力」を培うために、ファッションビジネスの商品計画から流通、コミュニケーションまでのプロセスをグローバルに構築する科目を配置する
■ファッション経営管理コースの教育課程における教育方法
高いレベルでの理論と実践の融合を図るために、個別ゼミ指導、講義形式、演習形式、ディスカッション、ディベート、各自の研究テーマを追求できるリサーチワーク教育を行う。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

■ファッションビジネス研究科

本大学院の建学の精神と教育理念のもと、ファッションビジネスにおいて明確な問題意識を持ち、その解決をもって新たな価値や知財を創造することを研究目的と考える人材を受け入れる。

<ファッションクリエイション専攻>

次世代ファッションビジネスを創造する、デザイナーやモデリスト等のクリエイターを目指すためのビジョンを明確に描き、その達成に向けて意欲と情熱を持って研究できる人材を受け入れる。

<ファッションマネジメント専攻>

次世代ファッションビジネスをグローバルな視点で創造するキャリアビジョンを明確に描き、その達成に向けて意欲と情熱を持って研究できる人材を受け入れる。

機関内責任体系Responsibility

公的研究費の運営・管理

文化ファッション大学院大学は「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」および「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に基づき、公正な研究活動の推進と不正防止に努めております。


公的研究費の運営・管理に関わる者および責任と権限

1.最高管理責任者

職名 学長
責任と権限 文化ファッション大学院大学を統括し、公的資金等の運営・管理について最終責任を負う。また、統括管理責任者及び部局責任者が責任を持って公的資金等の運営・管理が行えるよう、適切にリーダーシップを発揮する。

2.統括管理責任者

職名 ファッションビジネス研究科長
責任と権限 最高管理責任者を補佐し、公的資金等の運営・管理について機関全体を統括する実質的な責任と権限を持つ。

3.コンプライアンス推進責任者

職名 ファッションクリエイション専攻長、ファッションマネジメント専攻長、教学事務室事務長
責任と権限 文化ファッション大学院大学の各部局における公的資金等の運営・管理について実質的な責任と権限を持つ。

公的研究費の適正な運営・管理の基盤となる環境の整備

公的研究費の適正な使用のための指針

公的研究費の運営・管理に関する学内規程


研究活動における不正行為・公的研究費に関する告発・相談窓口

文化ファッション大学院大学 教学事務室
〒151-8547 東京都渋谷区代々木3-22-1
TEL:03-3299-2701 FAX:03-3299-2714
E-mail:otoiawase@bfgu-bunka.ac.jp

通報は顕名で、不正行為の内容、不正とする科学的な合理性のある根拠及び理由が示されているものを、上記窓口に電話、面談、書簡、電子メールなどにてお願いします。 告発窓口は、秘密の保持を徹底し、通報者は告発を行った事を理由に不利益な取扱いを受けることはありません。


取引先の皆さまへ

取引における基本方針とお願い

文部科学省「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」において、取引業者に対して不正な取引に関与しない旨を定めた誓約書等の提出が求められております。本大学院の公的研究費の運営・管理に関する方針をご理解いただき、ルールの遵守にご協力をいただくとともに、一定の取引実績のある場合に誓約書のご提出をお願いしています。
また不正な取引が行われた場合は、「文化ファッション大学院大学研究活動不正防止及び対応に関する規程 第43条 第2項」により、取引停止となる場合があります。