2025.10.09「BFGU x カンボウプラスアップサイクルプロジェクト」オリジナル作品が製品化
2024年度、ファッションテクノロジーコースが実施した「BFGUxカンボウプラス株式会社 産学連携アップサイクルプロジェクト」において、2年次生の翁長ありささんが制作した「持ち物に合わせて自由に携帯できる電子タバコケース、ポーチ、ペットボトルホルダー」が製品化されました。この作品は、SPACECOOL社の放射冷却機能のあるフィルムとカンボウプラス株式会社の膜材を複合加工し共同開発した新素材¹を使用して制作されました。製品化された商品は、2025年6月2日(月)〜4日(水)大阪・関西万博「ロハスフェスタEXPO2025」のブース内で販売されました。
このプロジェクトは「素材を製造する過程で出る大量の端材、廃材の機能性を生かし、新しく生まれ変わらせたい、廃材に新たな命を吹き込み生活に彩りを与えたい」というカンボウプラス株式会社の基本理念に基づいて、工場から出るターポリン、帆布などの端材からアップサイクル雑貨を制作し、サスティナブルな商品企画を学ぶ取り組みです。
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1.使用された新素材は、ゼロエネルギーで冷却を可能にする膜材料。多層構造によって、太陽光を反射して熱の吸収を抑えながら、宇宙空間へ熱を放射し、外気よりも低い温度に保つことを可能にした新素材で、日本ガス協会出展の「ガスパビリオン おばけワンダーランド」の屋根に使用されました。
1.使用された新素材は、ゼロエネルギーで冷却を可能にする膜材料。多層構造によって、太陽光を反射して熱の吸収を抑えながら、宇宙空間へ熱を放射し、外気よりも低い温度に保つことを可能にした新素材で、日本ガス協会出展の「ガスパビリオン おばけワンダーランド」の屋根に使用されました。

大阪・関西万博「ロハスフェスタEXPO2025」での展示販売

(左)製品化された商品のフライヤー、(右)制作した翁長さんとプロジェクト作品