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2025.03.05「いわてアパレルフェスタ」に参加 

2025年2月16日(日)、岩手県盛岡市のイオンモール盛岡 イーハトーブ広場にて行われた「いわてアパレルフェスタ」に参加しました。
このイベントは岩手県が主催し、県が抱える「人口の社会減少」という課題への対策の一環として、特に若年層女性をターゲットに、女性の就業率が高いアパレル産業の認知度向上を目的として行われました。岩手県で盛んなアパレル産業の魅力を広く発信するため、移住者や若手従業員の活躍やGX・DXの取り組みを紹介する映像の制作と配信、各種イベントが実施されました。

その中で本大学院は、ファッションクリエイション専攻2年次生4名(ファッションデザインコース2名、ファッションテクノロジーコース2名)が参加し、修了作品4体の展示およびワークショップを開催しました。

ワークショップは、「子供がミシンに触れる機会と達成感を提供したい」という主催者からの依頼を受け、「ロゼット風コサージュ」の制作を企画。対象は小学3年生以上(それ以下は保護者同伴で参加可能)とし、30分程度で完成できるプログラムで実施しました。当日は、小学生から中学生の男女、親子連れ、中高年の方まで、最年少5歳を含む計20名が参加。初めての手作り体験を楽しむ子供たちや、母親・祖母へのプレゼントとして制作する兄弟等、参加者はリボンやビーズの装飾選びから完成に至るまでの工程を熱心に取り組んでいました。

院生の作品展示や会場で上映したファッションショーの動画は、教育機関や縫製工場の関係者から大きな関心を集め、多くの質問をいただき、今回参加した院生が積極的に対応しました。

また、本イベントで開催された「いわてアパレル学生ファッションデザインコンテスト」の入選作品2体のパターン制作依頼を受け、ファッションテクノロジーコースの院生がパターンメーキングの協力を行いました。

イベントへの参加を通じて、ものづくりの魅力を改めて認識したと共に、主催者、ワークショップの参加者、参加した院生等、すべての方が満足できる内容となりました。

 

本番に向け事前に装飾を準備する院生

 

ワークショップスペースのセッティングをする院生

 

 

ワークショップの様子

 

会場の様子とファッションショーの動画を視聴する来場者

 

作品展示と参加した院生
(左より)リュウ トウイ、テイ テイ、山﨑 愛理、チャン ジャ バオ ニー