ファッション経営管理コースでは、2022年4～10月にかけて株式会社KSG・パロニム株式会社と産学連携による共同研究プロジェクトを実施しました。

この取り組みは、本大学院のプロジェクト・ベースド・ラーニング（PBL）を基本とする「フィールドプロジェクト」科目の中の一つのプロジェクトとして実施し、ファッション経営管理コース2年次生6名が参加しました。

「DXを活用した非店舗型販売の可能性研究」をテーマとし、非店舗型販売の効果を高める「動画の質・コンテンツ量・投稿頻度」の最適解の探究を研究目的としました。研究方法においては、パロニム株式会社ご提供の「Tig^※Creator」アプリを使用し、株式会社アメリカ屋（株式会社KSG傘下）ご提供商品のプロモーション動画を作成・拡散し、消費者の視聴結果を分析しました。

研究内容は、10月20日（木）に学内で開催した研究成果発表会にて企業の皆様に報告を行い、講評をいただきました。また、11月26日（土）に実施されたファッションビジネス学会全国大会において、一般来場者の方々に向けて発表を行いました。

フィールドプロジェクトでは、企業との共同による実務活動を通して、ファッション知財を創造し、ビジネス化するための課題発見力と解決力の修得を目指しています。今回の研究では、院生が2年間学修してきた内容を企業の業務活動に組み込むことで、実務に即した課題発見力、分析力、解決提案力を深めることが出来ました。

研究成果発表会での発表の様子

研究成果発表会での質疑応答の様子

研究成果発表会にて株式会社KSG執行役員・神場様の講評の様子

参加者による記念写真