第10回(2018年)BFGU FW 開催レポート

ファッションクリエイション専攻

ファッションデザインコース 1年次終了展示

開催日:2018年2月1日(木)〜 2日(金) 会場:遠藤記念館大ホール(F館)

全景

35名の1年次生が各自のコンセプトに基づいた作品を1人あたり5~6体展示。約200体の作品が会場を埋め尽くしました。割り当てられたスペースをどう演出するのか各自のアイディアによるため、装飾、ライティング、レイアウトなども多種多様でした。会場を訪れた方々には、作品の観覧のみならず、その演出方法も楽しんでいただけました。 

石川 智裕

デザイナー
石川 智裕
作品テーマ
「ゆとり」
コンセプト
“ゆとり”と呼ばれる私たちから、社会に向けてのリベンジをしたいと思い「ゆとり世代」をテーマに制作しました。この世代で印象的な円周率を、ビニールやスポーティーな生地、薄い生地などに様々な捺染プリントを行い、社会が私たちに対して抱く誤解というフィルターを身に纏いながらも、パターンで、そんな社会に対して争う姿勢を表現しました。ゆとり世代のパワーを感じてもらえたら幸いです。

チョウ トウ

デザイナー
チョウ トウ
作品テーマ
「目」
コンセプト
人間にとってロボットが操り人形なのか、それとも人間が操り人形なのか。そう考えると、静かな世界で生きているニンギョウは?周りの世界をどういう風に考えるか、目というテーマで人間関係の中でお互いに見られ、そして感じることを探求してもらいたいです。
3枚の生地を重ねて新しい色の表現を行いました。オリジナル柄でプリントしたシルクの生地の透明感に、メッシュを重ねて組み合わせ、異なる色の溶解、再融合を行いながら、新しい色を作り出しました。シルクとニットは主に、ダウンでボリューム感を作りだし、柔らかさや暖かさを表現しました。ベーシックなパターンを変化させて、様々な着方を楽しめる作品となっています。

ニコラ ティーレ

デザイナー
ニコラ ティーレ
作品テーマ
「HOLD YOUR SELF」
コンセプト
日常生活の中でいいことも悪いことも起きない。何かの壁にぶつかったかのように曖昧な毎日を送っていて、そして気付いたのは、その壁を乗り越えないと私も周りの大切な人も一歩前に踏み出せない。その時の状況のままひたすらに時だけが刻み続け、終わってしまいます。その壁を乗り越えるために、その時の生活状況を辛くても壊さないと何も変わらないと分かっていたので、今回のコンセプトの一部はセルフセラピーでもあり、その思いを自分なりに服として表現しています。
モザイクのような柄が今回のコンセプトそのまま、ストレートに表現しています。素材それぞれを細かく切って、縫い合わせて、また切って、また縫い合わせて~という方法で出来上がる生地。今回のコレクションは、レザーとウールの素材をそれぞれバラバラにしてパズルのように組み合わせて、アイテムの様々なパーツに取り入れ、柄だけではなく素材にもコンセプトが含まれています。