第4回(2012年)BFGU FW 開催レポート

ファッションクリエイション専攻

ファッションデザインコース 1年次終了展示

開催日:2012年2月2日(木)〜 3日(金) 会場:遠藤記念館大ホール

24名の院生が各自のコンセプトに基づいた作品を一人あたり7~9体展示。計200体以上の作品が会場を埋め尽くしました。2日間で530名の方が会場を訪れ、多種多様な展示スタイルに、作品の鑑賞のみならず、その演出方法も楽しんでいただけました。

01

デザイナー
出口 壮夫

作品テーマ
「働く車」
ひと言でいうと、スポーツカーのように、気取っていてばかりではファッションは間に合わないという声明である。ひとつの服によってちょっとだけ別のものになれるという力をぜひとも見せたくて、ひょっとしたら飛んでしまうかもしれないというくらいエキセントリックな見てくれを目ざした。ことほどさように、いくらか大げさな服ではあるが、このごろの空気を見ているとこのくらい、気晴らしには上々ではないだろうか。

02

デザイナー
李 鍾旻
作品テーマ
「綿」
ワタの中身の柔らかさと皮の硬さを表現する為に天然素材のローシルクを選択。透き通るように透明なその色で綿の白を、天然素材を利用し染め物で中身の柔らかさを、タックを作ることで綿の皮の硬さを表現した。

03

デザイナー
竹中 茂靖
作品テーマ
「against intention」
腕まくりを見たときに感じていた違和感を脳と小腸をイメージとしてうねりと気味悪さをベースに具現化。偶然性に重きをおき制作中に発見することからの発想をプラスしつつ初めのイメージに近づけた。『against intention』は日本語で『意図に反して』という意味。